漢字・文法・古文単語・四字熟語の一覧です。
| 問題 | 正解 | 解説 |
|---|---|---|
| 自立語の中で、活用があり、単独で述語になれる品詞は? | 動詞・形容詞・形容動詞 | これら3つを合わせて「用言」といいます。 |
| 「走る」のように、ウ段で終わる動詞の活用の種類は? | 五段活用 | 「走らない(ア段)」となるので五段活用です。 |
| 「着る」「見る」のように、イ段+るで終わる動詞の活用の種類は? | 上一段活用 | 「着ない(イ段)」となるので上一段活用です。 |
| 「食べる」「寝る」のように、エ段+るで終わる動詞の活用の種類は? | 下一段活用 | 「食べない(エ段)」となるので下一段活用です。 |
| 「来る」の一語のみが属する、特別な活用の種類は? | カ行変格活用 | 「こ・き・くる・くる・くれ・こよ」と活用します。 |
| 「する」(「勉強する」など)が属する、特別な活用の種類は? | サ行変格活用 | 「し・し・する・する・すれ・しろ(せよ)」と活用します。 |
| 動詞の活用形のうち、「~ない」「~う(よう)」に続く形は? | 未然形 | まだそうなっていない状態を表します。 |
| 動詞の活用形のうち、「~ます」「~て」に続く形は? | 連用形 | 用言(述語)に連なる形です。 |
| 動詞の活用形のうち、言い切る形(句点「。」が付く形)は? | 終止形 | 辞書に載っている基本の形です。 |
| 動詞の活用形のうち、「~とき」「~ので」など体言(名詞)に続く形は? | 連体形 | 体言に連なる形です。 |
| 動詞の活用形のうち、「~ば」に続く形は? | 仮定形 | もし~ならば、という仮定を表します。 |
| 「美しい」のように、言い切りが「い」で終わる品詞は? | 形容詞 | 状態や性質を表し、活用があります。 |
| 「静かだ」のように、言い切りが「だ(です)」で終わる品詞は? | 形容動詞 | 状態や性質を表し、活用があります。 |
| 「が・の・を・に・へ・と・より・から・で・や」で、語と語の関係を示す助詞は? | 格助詞 | 主に体言に付いて、主語や目的語などを示します。 |
| 「~れる・られる」の意味に含まれないものはどれか? | 使役 | 使役は「せる・させる」の意味です。「れる・られる」は受身・可能・自発・尊敬を表します。 |
| 「花が咲くようだ」の「ようだ」の意味は? | 比況(たとえ) | あるものに例える意味で使われています。 |
| 「明日は晴れるそうだ」の「そうだ」の意味は? | 伝聞 | 人から聞いた話を伝える意味です。 |
| 「今にも雨が降りそうだ」の「そうだ」の意味は? | 様態 | 様子を見て判断している意味です。 |
| 「先生がおっしゃる」の「おっしゃる」はどの敬語か? | 尊敬語 | 相手(先生)の動作を高めるので尊敬語です。 |
| 「先生に申し上げる」の「申し上げる」はどの敬語か? | 謙譲語 | 自分(または身内)の動作を低めて相手を高めるので謙譲語です。 |
| 「ご覧になる」は「見る」の何語か? | 尊敬語 | 相手が見ることを敬って言います。 |
| 「拝見する」は「見る」の何語か? | 謙譲語 | 自分が見ることをへりくだって言います。 |
| 「いらっしゃる」は「行く・来る・居る」の何語か? | 尊敬語 | 3つの動詞の尊敬語として使われます。 |
| 「参る」は「行く・来る」の何語か? | 謙譲語 | 自分が参る、という形で使います。 |
| 「存じている」は「知っている」の何語か? | 謙譲語 | 自分が知っていることをへりくだって言います。 |
| 「召し上がる」は「食べる」の何語か? | 尊敬語 | 相手が食べることを敬って言います。 |
| 「いただく」は「食べる・もらう」の何語か? | 謙譲語 | 自分が食べる・もらうときに使います。 |
| 「お・ご」(お水、ご本など)を付けて言葉を上品にする敬語は? | 美化語 | 相手に関係なく、言葉自体を美しくします。 |
| 「ゆっくり歩く」の「ゆっくり」の品詞は? | 副詞 | 活用がなく、主に用言を修飾します。 |
| 「大きな家」の「大きな」の品詞は? | 連体詞 | 活用がなく、体言(名詞)だけを修飾します。「大きい」は形容詞です。 |
| 「あらゆる」の品詞は? | 連体詞 | 「あらゆること」のように体言を修飾します。 |
| 「しかし」「そして」のように、文と文をつなぐ品詞は? | 接続詞 | 接続語として働きます。 |
| 「おはよう」「はい」のように、独立語になる品詞は? | 感動詞 | 応答や呼びかけなどを表します。 |
| 「~ない」(書かない、など)の品詞は? | 助動詞 | 活用があるので助動詞です。 |
| 「~らしい」(学生らしい、など)の意味は? | 推定 | 根拠のある推測を表します。 |
| 「~だ・です」の意味は? | 断定 | はっきりと決めつける意味を表します。 |
| 「~た」(食べた、など)の意味に含まれないものは? | 推量 | 推量は「~う・よう」などが表します。 |
| 「ない」の識別で、「美しくない」の「ない」は? | 補助形容詞 | 「ぬ」に置き換えられない場合は形容詞(または補助形容詞)です。 |
| 「ない」の識別で、「本がない」の「ない」は? | 形容詞 | 存在しないことを表す形容詞です。 |
| 「ない」の識別で、「走らない」の「ない」は? | 助動詞 | 「ぬ」に置き換えられる(走らぬ)ので助動詞です。 |
| 単語に分解したとき、それ以上分けると意味がなくなる最小単位は? | 形態素 | (高校受験では「単語」までが主ですが、知識として)。 |
| 文を不自然にならないように区切った、最小の単位は? | 文節 | 「ネ」を入れて読める区切りです。 |
| 主語と述語の関係になっているものは? | 花が咲く | 誰が(何が)どうする、の関係です。 |
| 修飾・被修飾の関係になっているものは? | 速く走る | 詳しく説明する語とされる語の関係です。 |
| 並立の関係になっているものは? | パンと牛乳 | 対等な関係で並んでいるものです。 |
| 補助の関係になっているものは? | 書いてみる | 「て」でつながり、下の語が上の語の意味を補っています。 |
| 「みぞれまじりの雨が降る」の主語は? | 雨が | 「何が」に当たる部分です。 |
| 「彼はとても速く走る」の修飾語は? | とても・速く | 「とても」は「速く」を、「速く」は「走る」を修飾しています。 |
| 「象は鼻が長い」のような文の主語は? | 象は | 「象は」が大主語(題目)、「鼻が」が小主語になりますが、中学では「象は」を主語とみなすことが多いです。 |
| 形容詞・形容動詞の活用形を覚えるための語呂合わせ「かろ・かっ・く・う・い・けれ・〇」はどの活用? | 形容詞 | 「高かろう、高かった、高く、高う…」と続きます。 |
| 歴史的仮名遣いの「は・ひ・ふ・へ・ほ」(語頭以外)は、現代仮名遣いではどう読むか? | わ・い・う・え・お | 「かハ(川)」→「かわ」、「いフ(言ふ)」→「いう」など。 |
| 歴史的仮名遣いの「ぢ・づ」は、現代仮名遣いではどう読むか? | じ・ず | 「よロづ(万)」→「よろず」など。 |
| 歴史的仮名遣いの「む」は、現代仮名遣いではどう読むか? | ん | 「なむ」→「なん」など。 |
| 歴史的仮名遣いの「ゐ・ゑ・を」は、現代仮名遣いではどう読むか? | い・え・お | 「ゐる」→「いる」、「こゑ」→「こえ」。 |
| 歴史的仮名遣いの「くわ」は、現代仮名遣いではどう読むか? | か | 「くわじ(火事)」→「かじ」など。 |
| 歴史的仮名遣いの「au」の音(やう、まう、など)は、現代仮名遣いではどう読むか? | オー(よう、もう) | 「やうやく」→「ようやく」、「まうす」→「もうす」。 |
| 歴史的仮名遣いの「iu」の音(きう、しう、など)は、現代仮名遣いではどう読むか? | ユー(きゅう、しゅう) | 「きうり」→「きゅうり」。 |
| 歴史的仮名遣いの「eu」の音(てふ、けふ、など)は、現代仮名遣いではどう読むか? | ョー(ちょう、きょう) | 「てふてふ」→「ちょうちょう」、「けふ」→「きょう」。 |
| 古文単語「いと」の意味は? | とても・たいそう | 「いとをかし」→「とても趣がある」。 |
| 古文単語「をかし」の意味は? | 趣がある・面白い | 『枕草子』などで多用される美的感覚です。 |
| 古文単語「あはれ」の意味は? | しみじみとした情趣 | 『源氏物語』などで多用される感動の中心です。 |
| 古文単語「ゆかし」の意味は? | 見たい・知りたい・聞きたい | 心惹かれる様子を表します。 |
| 古文単語「うつくし」の意味は? | かわいらしい | 現代の「美しい」とは違い、小さいものや愛らしいものを指します。 |
| 古文単語「ありがたし」の意味は? | めったにない・珍しい | 「有る」ことが「難し」い、という意味から来ています。 |
| 古文単語「つとめて」の意味は? | 早朝・翌朝 | 「冬はつとめて」→「冬は早朝(が良い)」。 |
| 古文単語「やうやく」の意味は? | だんだん・次第に | 「やうやく白くなりゆく山際」→「だんだん白くなっていく」。 |
| 古文単語「のたまふ」の敬語の種類と意味は? | 尊敬語(おっしゃる) | 「言ふ」の尊敬語です。 |
| 古文単語「そうす(奏す)」の意味は? | 天皇に申し上げる | 最高敬語の一つです。 |
| 古文における「年ごろ」の意味は? | 長年・数年来 | 「つきごろ(数ヶ月)」などもあります。 |
| 古文における「かたち」の意味は? | 容貌・顔立ち | 「かたちを変える」は「出家する」などの意味になることもあります。 |
| 漢文で、漢字を日本語の語順で読むために付けられた符号を何というか? | 返り点 | レ点や一二点などの総称です。 |
| 漢文で、直下の漢字から1字戻って読む返り点は? | レ点 | 「読レ書」→「書を読む」。 |
| 漢文で、2字以上離れた上の漢字に戻って読む返り点は? | 一二点 | 「一」から「二」へ戻ります。 |
| 漢文で、一二点を挟んでさらに大きく戻るときに使う返り点は? | 上下点 | 一二点よりも大きな範囲で戻ります。 |
| 漢文の書き下し文で、助字(置き字)はどうするか? | 読まない(書かない) | 「而」「於」「矣」などは通常読みません。 |
| 漢文の書き下し文で、送り仮名や助詞・助動詞はどのように書くか? | ひらがな | 漢字はそのまま漢字で、それ以外はひらがなで書きます。 |
| 漢詩において、第一句と第二句、第三句と第四句が対になる表現技法は? | 対句 | 絶句の三・四句、律詩の三・四句と五・六句などで見られます。 |
| 漢詩において、句の末尾の漢字の響き(母音)をそろえる技法は? | 押韻 | 五言絶句では偶数句の末尾などで韻を踏みます。 |
| 五言絶句は全部で何文字か? | 20字 | 5文字×4句=20文字です。 |
| 七言律詩は全部で何句からなるか? | 8句 | 7文字×8句=56文字です。 |
| 『枕草子』の作者は? | 清少納言 | 平安時代の随筆です。「春はあけぼの…」。 |
| 『徒然草』の作者は? | 兼好法師(吉田兼好) | 鎌倉時代末期の随筆です。「つれづれなるままに…」。 |
| 『方丈記』の作者は? | 鴨長明 | 鎌倉時代初期の随筆です。「ゆく河の流れは絶えずして…」。 |
| 『奥の細道』の作者は? | 松尾芭蕉 | 江戸時代の紀行文です。「月日は百代の過客にして…」。 |
| 『万葉集』の代表的な歌人で、貧窮問答歌などを詠んだのは? | 山上憶良 | 奈良時代の歌集です。 |
| 『古今和歌集』の選者の一人で、仮名序を書いたのは? | 紀貫之 | 平安時代初期の最初の勅撰和歌集です。 |
| 『新古今和歌集』の選者の一人で、「見渡せば花も紅葉もなかりけり…」を詠んだのは? | 藤原定家 | 鎌倉時代初期の勅撰和歌集です。 |
| 「春の海ひねもすのたりのたりかな」の作者は? | 与謝蕪村 | 「ひねもす」は「一日中」という意味です。 |
| 「やせ蛙まけるな一茶これにあり」の作者は? | 小林一茶 | 弱いものへの温かい視線が特徴です。 |
| 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の作者は? | 正岡子規 | 明治時代に俳句や短歌の革新を行いました。 |
| 陰暦(旧暦)の1月の異名は? | 睦月 | 「むつき」と読みます。 |
| 陰暦の12月の異名は? | 師走 | 「しわす」と読み、僧侶も走り回る忙しさという意味があります。 |
| 陰暦で「秋」とされる月は? | 7月・8月・9月 | 7月(文月)からが秋になります。 |
| 「五月雨(さみだれ)」は今の何月頃の雨か? | 6月(梅雨) | 旧暦の5月なので、現在の梅雨の時期に当たります。 |
| 「小春日和」はいつの季節の言葉か? | 冬(初冬) | 晩秋から初冬にかけての、春のように暖かい日のことです。 |
| 十二支を使った時刻で、「丑三つ時」はおよそ何時頃か? | 午前2時〜2時半頃 | 「丑の刻(午前1時〜3時)」を4等分した3番目です。幽霊が出ると言われます。 |
| 東西南北の方角を司る四神のうち、南を守るのは? | 朱雀 | 青龍(東)、白虎(西)、玄武(北)です。 |
| 『平家物語』の冒頭「祇園精舎の鐘の声…」が表している思想は? | 無常観 | すべては移り変わり、永遠のものはないという仏教的な考え方です。 |
| 『竹取物語』はどのような物語とされるか? | 日本最古の物語 | 「今は昔、竹取の翁といふものありけり…」で始まります。 |
| 『源氏物語』の作者は? | 紫式部 | 平安中期に書かれた、世界最古の長編小説とも言われます。 |
| 自分に都合の良いように物事を解釈したり、取り計らったりすることを何というか? | 我田引水 | 自分の田んぼにだけ水を引く、という意味から来ています。 |
| 一つの事柄を聞いて、その十倍(全体)を理解するほど賢いことを何というか? | 一を聞いて十を知る | 孔子の弟子である顔回の賢さを表した言葉です。 |
| 追い詰められて、逃げ道も助かる見込みもない絶体絶命の状態を何というか? | 袋のネズミ | 袋に入ったネズミは逃げ場がないことから。 |
| 非常に危険なことや、危ない橋を渡るような冒険をすることのたとえは? | 虎の尾を踏む | 恐ろしい虎の尾を踏むような行為です。 |
| 自分の力量も考えずに、強者に立ち向かうこと(無駄な抵抗)のたとえは? | 蟷螂の斧(とうろうのおの) | カマキリが斧のような前足で車に立ち向かう様子から。 |
| 強い者がさらに強さを加えること(鬼に金棒と同じ意味)は? | 獅子にひれ | 最強の動物である獅子に翼(ひれ)をつけるという意味です。 |
| わずかな元手で大きな利益を得ることのたとえは? | 海老で鯛を釣る | 安いエビで高級魚のタイを釣ることから。 |
| ことわざ「情けは人のためならず」の正しい意味は? | 人に親切にすれば自分に戻ってくる | 巡り巡って自分のためになるという意味です。 |
| ことわざ「石の上にも三年」の意味は? | 辛抱すれば必ず成功する | 忍耐の大切さを説いています。 |
| ことわざ「急がば回れ」の意味は? | 危険な近道より安全な遠回りが良い | 確実な方法をとるのが結局は早いということです。 |
| 四字熟語「以心伝心」の意味は? | 言葉にしなくても心が通じ合うこと | 文字や言葉を使わずに伝えることです。 |
| 四字熟語「異口同音」の意味は? | 多くの人が口を揃えて同じことを言う | 「いくどうおん」と読みます。 |
| 四字熟語「一期一会」の意味は? | 一生に一度しかない出会い | 茶道から来た言葉で、その時を大切にする心構えです。 |
| 四字熟語「温故知新」の意味は? | 昔のことを研究し新しい知識を得る | 「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と読みます。 |
| 四字熟語「五里霧中」の意味は? | 事情がわからず方針が立たないこと | 深い霧の中で方角がわからない様子です。 |
| 四字熟語「自画自賛」の意味は? | 自分のしたことを自分で褒めること | 自分で描いた絵に自分で賛(褒め言葉)を書くことから。 |
| 四字熟語「四面楚歌」の意味は? | 周りが敵ばかりで孤立すること | 楚の項羽が漢軍に囲まれた故事から。 |
| 四字熟語「絶体絶命」の意味は? | どうにも逃れられない困難な立場 | 追い詰められたギリギリの状態です。 |
| 四字熟語「朝三暮四」の意味は? | 目先の違いに囚われ結果が同じと気づかない | サルに与えるトチの実の数の故事から。「ごまかすこと」の意味でも使われます。 |
| 四字熟語「付和雷同」の意味は? | 自分の考えがなく他人の意見に同調する | 雷が鳴ると物が響くように、むやみに同調することです。 |
| 四字熟語「本末転倒」の意味は? | 重要なこととつまらないことを取り違える | 根本(本)と枝葉(末)を取り違えることです。 |
| 四字熟語「竜頭蛇尾」の意味は? | 初めは勢いが良いが終わりは振るわない | 頭は竜だが、尾は蛇のように細いことです。 |
| 慣用句「顔が広い」の意味は? | 知り合いが多い | 交際範囲が広いことを指します。 |
| 慣用句「耳が痛い」の意味は? | 弱点を指摘されて聞くのがつらい | 正しい指摘をされて心が痛むことです。 |
| 慣用句「鼻が高い」の意味は? | 得意になっている | 誇らしい気持ちを表します。 |
| 慣用句「口が堅い」の意味は? | 秘密を軽々しく話さない | 「口が軽い」の対義語です。 |
| 慣用句「腹を割る」の意味は? | 隠さずに本心を打ち明ける | 「腹を割って話す」などで使います。 |
| 慣用句「骨が折れる」の意味は? | 苦労する・困難である | 「骨折り損」などの形でも使われます。 |
| 慣用句「足が出る」の意味は? | 予算を超えて赤字になる | 予算オーバーの際によく使われます。 |
| 慣用句「手を焼く」の意味は? | 扱いに困る・持て余す | どうしていいか分からず困る様子です。 |
| 慣用句「猫の額」の意味は? | 土地や場所が非常に狭いこと | 猫の額のように狭い庭、などで使います。 |
| 慣用句「サバを読む」の意味は? | 数をごまかす(多く言ったり少なく言ったり) | 傷みやすいサバを早口で数えてごまかしたことから。 |
| 「意外」の対義語(反対語)は? | 案外 | 「意外(予想外)」に対して「案外(予想通り)」または「当然」が対義語になります。 |
| 「具体」の対義語は? | 抽象 | 「具体的な例」⇔「抽象的な概念」。 |
| 「原因」の対義語は? | 結果 | 「原因と結果」はセットで覚えましょう。 |
| 「供給」の対義語は? | 需要 | 「需要と供給」のバランス、などで使います。 |
| 「総合」の対義語は? | 分析 | 「総合的」⇔「分析的」。 |
| 「カンシンを買う」の「カンシン」の正しい漢字は? | 歓心 | 気に入られる(ご機嫌をとる)という意味なので「歓心」です。 |
| 「カンシンを持つ」の「カンシン」の正しい漢字は? | 関心 | 興味を持つことなので「関心」です。 |
| 「カンシンな行い」の「カンシン」の正しい漢字は? | 感心 | 立派だと褒めることなので「感心」です。 |
| 「キカイな体験」の「キカイ」の正しい漢字は? | 奇怪 | 不思議な、あやしいという意味なので「奇怪」です。 |
| 「絶好のキカイ」の「キカイ」の正しい漢字は? | 機会 | チャンスという意味なので「機会」です。 |
| 「対象」の意味として正しいものは? | 働きかけの目標・ターゲット | 「研究の対象」など。「対照」は比べること、「対称」は釣り合いです。 |
| 「解放」の意味として正しいものは? | 束縛を解いて自由にすること | 「開放」は戸を開くこと、「介抱」は世話をすることです。 |
| 「保障」の意味として正しいものは? | 権利や地位を保護し守ること | 「社会保障」など。「補償」は埋め合わせること、「保証」は請け合うことです。 |
| 明治時代、言文一致体で『浮雲』を書いた作家は? | 二葉亭四迷 | 近代日本文学の先駆けとされる作品です。 |
| 『舞姫』『高瀬舟』などの作品で知られる、軍医でもあった文豪は? | 森鴎外 | ドイツ留学の経験をもとに書かれました。 |
| 『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』などを書いた国民的作家は? | 夏目漱石 | 今の紙幣の肖像ではありませんが、かつて千円札の顔でした。 |
| 詩集『若菜集』を出し、「まだあげ初めし前髪の…」で知られるロマン派の詩人は? | 島崎藤村 | 『破戒』『夜明け前』などの小説も書きました。 |
| 歌集『一握の砂』で、「東海の小島の磯の白砂に…」と詠んだ歌人は? | 石川啄木 | 三行書きの短歌や、生活の苦しみを歌ったことで有名です。 |
| 歌集『みだれ髪』で、「やは肌のあつき血潮にふれも見で…」と詠んだ女性歌人は? | 与謝野晶子 | 情熱的な歌風で知られ、『君死にたまふことなかれ』という詩も書きました。 |
| 『羅生門』『蜘蛛の糸』などを書き、短編小説の名手と呼ばれた作家は? | 芥川龍之介 | 彼の名を冠した「芥川賞」は、純文学の新人賞として有名です。 |
| 『城の崎にて』『暗夜行路』などを書き、「小説の神様」と呼ばれたのは? | 志賀直哉 | 白樺派を代表する作家です。 |
| 『伊豆の踊子』『雪国』などを書き、日本人初のノーベル文学賞を受賞したのは? | 川端康成 | 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の書き出しは有名です。 |
| 『走れメロス』『人間失格』などを書き、無頼派と呼ばれた作家は? | 太宰治 | 『斜陽』などの作品もあり、今なお若者に人気があります。 |
| 『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』などの童話や詩を書いた作家は? | 宮沢賢治 | 「雨ニモマケズ」の詩でも知られ、岩手県を拠点に活動しました。 |
| 『山月記』で、虎になってしまった男(李徴)を描いた作家は? | 中島敦 | 「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」という言葉が有名です。 |
| 『ごんぎつね』『手袋を買いに』などを書いた児童文学作家は? | 新美南吉 | 教科書によく掲載される、切ない物語を多く残しました。 |
| 広島での被爆体験をもとに『黒い雨』などを書いた作家は? | 井伏鱒二 | 『山椒魚』などのユーモラスな作品も書いています。 |
| 詩集『月に吠える』などで、口語自由詩を確立した近代詩の父は? | 萩原朔太郎 | 「竹」「地面の底の病気の顔」などの詩が有名です。 |
| 『道程』『智恵子抄』などで知られる、彫刻家でもあった詩人は? | 高村光太郎 | 「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」の一節が有名です。 |
| 「汚れつちまつた悲しみに」などの詩で知られる詩人は? | 中原中也 | 夭折の詩人として知られ、独特のリズム感を持つ詩を残しました。 |
| 俳句において、季節を表す言葉(「桜」「雪」など)を何というか? | 季語 | 俳句には原則として季語を一つ入れます。 |
| 俳句において、「や」「かな」「けり」など、感動や詠嘆を表す言葉を何というか? | 切れ字 | 句の調子を整えたり、余韻を残したりする役割があります。 |
| 「五・七・五」の十七音で表現する、世界一短い定型詩は? | 俳句 | 季語が必要な点が川柳と異なります。 |
| 「五・七・五・七・七」の三十一音で表現する定型詩は? | 短歌 | 季語は必須ではありません。 |
| 詩の形式で、話し言葉(現代語)で書かれたものを何というか? | 口語詩 | 明治以降に発達しました。昔の言葉で書かれたものは「文語詩」です。 |
| 詩の形式で、五・七調などの決まったリズムを持たないものを何というか? | 自由詩 | 現代の詩の多くは「口語自由詩」です。 |
| 「まるで~のようだ」と、直接的にたとえる表現技法は? | 直喩(明喩) | 「雪のような肌」などが例です。 |
| 「~のようだ」という言葉を使わずに、たとえる表現技法は? | 隠喩(暗喩) | 「人生は旅だ」などが例です。 |
| 人間ではないものを、人間のように見立てて表現する技法は? | 擬人法 | 「風がささやく」「鳥が歌う」などが例です。 |
| 「おいしい料理。楽しい会話。」のように、名詞で文を終える技法は? | 体言止め | 余韻を残したり、リズムを強めたりする効果があります。 |
| 「行こう、君と。」のように、普通の語順を逆にする技法は? | 倒置法 | 強調したい言葉を後に持ってくることが多いです。 |
| 「海は広いな、大きいな」のように、同じ言葉を繰り返す技法は? | 反復法(リフレイン) | リズムを整えたり、意味を強調したりします。 |
| 「青い空、白い雲」のように、似たような構成の言葉を並べる技法は? | 対句法 | 対照的なイメージや、調和のとれたイメージを強調します。 |
| 「ドカン」「サラサラ」のように、音や様子を文字で表した言葉は? | 擬声語・擬態語(オノマトペ) | 臨場感を出すためによく使われます。 |
| 自分の言いたいことと反対のことを言って、皮肉や批判を込める技法は? | 反語 | (例)「こんな立派な失敗は見たことがない」。 |
| 疑問の形で問いかけ、読者に答えを考えさせたり、強い断定を表したりする技法は? | 設疑法(疑問・反語) | (例)「誰がそれを知っていただろうか(いや、誰も知らなかった)」。 |
| 『平家物語』を語り継いだ、盲目の芸能者たちを何というか? | 琵琶法師 | 琵琶を弾きながら物語を語り、全国に広めました。 |
| 江戸時代、松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出た際、同行した弟子は? | 曾良 | 旅の様子を『曾良旅日記』に残しました。 |
| 夏目漱石と並び称される文豪・森鴎外の本業(職業)は? | 軍医 | 陸軍軍医総監という高い地位にありました。 |
| 『学問のすゝめ』を書き、「天は人の上に人を造らず…」という言葉で有名なのは? | 福沢諭吉 | 慶應義塾の創始者でもあります。 |
| 『たけくらべ』『にごりえ』を書き、24歳の若さで亡くなった明治の女性作家は? | 樋口一葉 | 五千円札の肖像にもなっています。 |
| 明治時代、小説の言文一致運動に影響を与えた、落語家・三遊亭円朝の作品は? | 怪談牡丹灯籠 | 速記本として出版され、話し言葉で書く文章の手本となりました。 |
| 詩人・高村光太郎の妻で、彼の詩集『智恵子抄』のモデルとなった女性は? | 高村智恵子 | 洋画家でもありましたが、心を病んでしまいました。 |
| 太宰治の小説『走れメロス』の元になった、古代ギリシャの伝説を扱った詩の作者は? | シラー | ドイツの詩人シラーの『人質』が原案です。 |
| 芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』の元になった話が含まれる、インドの仏教説話集を模した作品は? | カルマ(『カルマ』という短編集) | 鈴木大拙訳の『カルマ』に収録された話が原典の一つとされています。 |
| 国語辞典で、言葉を引くときに使う、活用のない基本の形を何というか? | 見出し語 | 動詞なら終止形がこれに当たります。 |
| 辞書で「漢語」として分類される言葉の特徴は? | 音読みの漢字でできている | (例)「山(やま)」は和語、「登山(とざん)」は漢語。 |
| 辞書で「和語」として分類される言葉の特徴は? | 日本古来の言葉(訓読み) | (例)「海(うみ)」、「食べる」など。 |
| 「矛盾」という言葉の由来になった中国の故事で、商人が売っていた二つのものは? | 矛と盾 | どんな盾も突き通す「矛」と、どんな矛も防ぐ「盾」。同時に存在しえないことのたとえです。 |
| 「推敲」という言葉の由来になった、詩人が迷った二つの動作は? | 僧は(月下の門を)推す・敲く | 門を「推(お)す」か「敲(たた)く」かで迷った故事から、文章を練り直す意味になりました。 |
| 「蛇足」という言葉の由来になった故事で、蛇の絵に描き加えてしまったものは? | 足 | 余計なものを付け足して失敗することのたとえです。 |
| 「背水の陣」の故事で知られる、漢の時代の武将は? | 韓信 | 川を背にして逃げ場をなくし、決死の覚悟で戦い勝利しました。 |
| 夏目漱石の『坊っちゃん』の舞台となった、四国の温泉地は? | 道後温泉 | 愛媛県の松山市が舞台です。 |
| 一つのことに心を集中して、他のことに気をとられない様子は? | 一心不乱 | 「一心不乱に勉強する」などのように使います。 |
| わずかな期間や短い時間のたとえは? | 一朝一夕(いっちょういっせき) | 「一朝一夕にはできない(すぐにはできない)」と否定の形でよく使われます。 |
| 状況が良くなったり悪くなったりすることは? | 一進一退 | 「病状は一進一退を繰り返す」などで使います。 |
| 状況が変わるたびに、喜んだり心配したりすることは? | 一喜一憂 | 結果が出る前の心境などでよく使われます。 |
| 話などが単刀直入でなく、遠回しな様子は? | 右往左往 | 道が曲がりくねっていることから、事情が複雑で変わることも指します。 |
| 混乱してあちこち動き回ることは? | 右往左往 | パニックになってどうしていいか分からない状態です。 |
| 原因があれば、必ずそれに応じた結果(報い)があることは? | 因果応報 | 主に悪い行いに対して使われることが多い仏教用語です。 |
| 物事が思いがけない良い方向へ解決することは? | 起死回生 | 絶望的な状態から一気に立て直すことです。 |
| 考えや行動が、普通の人では思いつかないほど奇抜なことは? | 奇想天外 | 「奇想天外な発想」などで使います。 |
| 非常に危険な状態、ひとつ間違えばダメになる瀬戸際は? | 危機一髪 | 髪の毛一本ほどの差で助かる、という際どい場面です。 |
| 疑う心があると、何でもないことまで恐ろしく感じることは? | 疑心暗鬼 | 疑心暗鬼を生ず、と言います。 |
| 過去にも例がなく、将来にも例がないだろうと思われる珍しいことは? | 空前絶後 | 非常に稀な記録や出来事に使われます。 |
| 厚かましくて、恥を知らないことは? | 厚顔無恥 | 「厚顔」は面の皮が厚いこと、「無恥」は恥を知らないことです。 |
| 自分の利益を考えず、公平に判断することは? | 公平無私 | 私欲を挟まない態度です。 |
| 隠し事がなく、正しく堂々としていることは? | 公明正大 | 公(おおやけ)で明らかで、大きく正しいことです。 |
| 敵同士や仲の悪い者同士が、同じ場所に居合わせることは? | 呉越同舟 | 中国の呉と越という敵対する国の人が同じ船に乗った故事から。 |
| 言葉で表現できないほど酷いこと、あってはならないことは? | 言語道断(ごんごどうだん) | もとは仏教語で「言葉で説く方法が断たれた奥深い真理」でしたが、今は「呆れ果てたこと」に使われます。 |
| 飾り気がなく真面目で、体が丈夫なことは? | 質実剛健 | 校訓などによく使われる言葉です。 |
| 初めから終わりまで、方針や態度が一貫していることは? | 首尾一貫 | 「首(はじめ)」と「尾(おわり)」が一つに繋がっていることです。 |
| 物事が順調に進むことのたとえは? | 順風満帆 | 追い風を帆いっぱいに受けて船が進む様子から。 |
| 最初に決めた志を、最後まで貫き通すことは? | 初志貫徹 | 途中で挫折せずにやり遂げることです。 |
| 話や考えの筋道が通っておらず、バラバラなことは? | 支離滅裂 | 「発言が支離滅裂だ」などで使います。 |
| 田園で晴れた日は耕し、雨の日は読書をするような、のんびりした生活は? | 晴耕雨読 | 世俗を離れた心穏やかな暮らしです。 |
| 嘘や偽りがなく、真剣に物事に取り組む態度は? | 誠心誠意 | 相手に対して真心を持って接することです。 |
| 仲間同士が励まし合い、互いに向上しようと努めることは? | 切磋琢磨(せっさたくま) | 石や宝石を磨くように、互いに磨き合うことです。 |
| 千年に一度会えるかどうかの、またとないチャンスは? | 千載一遇 | 「載」は年のこと。「千載一遇の好機」と使います。 |
| さまざまに変化することは? | 千変万化 | 「千変万化する空模様」などで使います。 |
| 大きな器の人物は完成するまでに時間がかかる、という意味は? | 大器晩成 | 才能がある人は、後になって大成するという励ましの言葉でもあります。 |
| 前置きなしに、いきなり本題に入ること(またその様子)は? | 単刀直入 | 一本の刀を持って敵陣に切り込むことから。 |
| 適した人材を、適した地位や任務に付けることは? | 適材適所 | 人の能力を見極めて配置することの重要性を説いています。 |
| 目的のために、あちこち忙しく駆け回ることは? | 東奔西走 | 東へ走り西へ走る、という文字通りの意味です。 |
| 他人に頼らず、自分の信じる道を行くことは? | 独立独歩 | 「独立独歩の精神」などで使われます。 |
| 日ごとに絶えず進歩することは? | 日進月歩 | 技術の進歩などで「ドッグイヤー」のように早い変化を指します。 |
| 人の意見や批評を、気に留めず聞き流すことは? | 馬耳東風 | 馬の耳に東風(春風)が吹いても何も感じないことから。 |
| 半分信じて、半分疑っている状態は? | 半信半疑 | 完全には信じきれない心理状態です。 |
| 文句を言わずに、やるべきことを実行することは? | 不言実行 | 「不言実行の男」など、黙って行動する人を指します。 |
| 困難に遭っても、ひるまずくじけないことは? | 不撓不屈(ふとうふくつ) | 「撓(たわ)まず屈せず」という意味です。 |
| 力の限り努力することは? | 粉骨砕身 | 骨を粉にし身を砕くほど努力するという意味です。 |
| 勝手気ままに振る舞い、周囲を気にしないことは? | 傍若無人 | 「傍(かたわ)らに人無(な)きが若(ごと)し」と読みます。 |
| あることに熱中して、我を忘れることは? | 無我夢中 | 他のことが目に入らないほど集中している状態です。 |
| 自分だけが優れているとうぬぼれることは? | 唯我独尊 | 釈迦の言葉「天上天下唯我独尊」から来ていますが、今は独りよがりの意味で使われます。 |
| ぐずぐずしていて、決断ができないことは? | 優柔不断 | 「優柔不断な性格」などで使います。 |
| 失敗は、気が緩んだ時に起こりやすいという戒めは? | 油断大敵 | 油断こそが大きな敵であるという意味です。 |
| その場の状況に合わせて、適切な処置をとることは? | 臨機応変 | 「機(おり)に臨んで変に応ず」と読みます。 |
| 世の中に並ぶものがないほど優れていることは? | 天下無双 | 「天下無双の力持ち」などで使います。 |
| 自分の身から出た錆。自分の行いの報いを自分が受けることは? | 自業自得 | 悪い結果について使われることが多いです。 |
| やけになって、自分を粗末に扱うことは? | 自暴自棄 | 「自暴」も「自棄」も自分を損なうという意味です。 |
| 互いの気持ちがぴったりと合うことは? | 意気投合 | 「初めて会ったのに意気投合する」などで使います。 |
| 物事を実際に行い、何度も失敗してはやり直して解決へ向かうことは? | 試行錯誤 | 「試行錯誤を繰り返す」ことで正解に近づきます。 |
| 竜の絵を描いて、最後に瞳を入れたら天に昇った故事から、物事の最も肝心な仕上げを何というか? | 画竜点睛(がりょうてんせい) | 「点睛を欠く(仕上げが不十分)」という使い方もします。 |
| 二つのものを同時に得ようとして、結局両方とも失敗することは? | 虻蜂(あぶはち)取らず | 虻も蜂も両方捕まえようとして、どちらも逃してしまうこと。 |
| もめごとの後は、かえって前より良い状態になることは? | 雨降って地固まる | 地面が雨で濡れた後に固く締まることから。 |
| あれこれ心配するより、実際にやってみると案外たやすいことは? | 案ずるより産むが易し | 出産(産む)の心配にたとえています。 |
| 非常に慎重に物事を行うことのたとえは? | 石橋を叩いて渡る | 頑丈な石橋でさえ叩いて確認するほど慎重な様子。 |
| 小さくても、それなりの意地や根性があることのたとえは? | 一寸の虫にも五分の魂 | 「五分」は一寸の半分。小さくてもバカにしてはいけないという意味。 |
| 本来はいけないことだが、場合によっては嘘が必要なこともあるという意味は? | 嘘も方便 | 目的を遂げるための手段として嘘を使うこと。 |
| 何でもできる強い人が、さらに強い道具を持って最強になることは? | 鬼に金棒 | 鬼が金棒を持ったら誰も勝てないことから。 |
| 中途半端で役に立たないことのたとえは? | 帯に短し襷(たすき)に長し | 帯にするには短すぎるし、たすきにするには長すぎる布のこと。 |
| 若い頃の苦労は、買ってでも(自分から求めてでも)せよという意味のことわざは? | 可愛い子には旅をさせよ | 将来のために必ず役立つからです。「可愛い子には旅をさせよ」は甘やかすなという意味。 |
| 知らないことを聞くのはその時だけ恥ずかしいが、聞かずに一生知らぬままでいるのは一生の恥だという意味は? | 聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥 | 疑問はすぐに解決すべきだという教え。 |
| 名人や達人でも、時には失敗することがあるという意味は? | 弘法にも筆の誤り | すべて同じ意味です。弘法大師(空海)でも書き損じがあることから。 |
| 自分よりよく知っている人に教える愚かさのたとえは? | 釈迦に説法 | 釈迦(仏教の開祖)に仏法を説くようなものです。 |
| 人は付き合う仲間によって、良くも悪くもなるという意味は? | 朱に交われば赤くなる | 環境や友人の影響を受けやすいことのたとえ。 |
| 好きなことは熱心にやるので、自然と上達するという意味は? | 好きこそものの上手なれ | 上達の秘訣は楽しむことだという教え。 |
| ほんのわずかなもののたとえは? | 雀の涙 | 雀の涙ほどしかない、と使います。 |
| どんなに不便な場所でも、住み慣れれば良く思えてくるという意味は? | 住めば都 | 心の持ちようで環境は変わるということです。 |
| 良いことだと思ったら、ためらわずにすぐ実行せよという意味は? | 善は急げ | 「善は急げ」の後は「悪は延べよ(悪いことは後回しにしろ)」と続きます。 |
| 引き際が潔く、見苦しくない様子は? | 立つ鳥跡を濁さず | 立ち去るときは後始末をきれいにすべきだという教え。 |
| 人の好みは様々で、一概には言えないという意味は? | 蓼(たで)食う虫も好き好き | 辛いタデの葉を食べる虫もいることから。 |
| 思いがけない幸運が舞い込むことのたとえは? | 棚からぼたもち | 寝ていたら棚から牡丹餅が落ちてきた、という状況。 |
| わずかなものでも、積み重なれば大きなものになるという意味は? | 塵も積もれば山となる | 努力の積み重ねの大切さを説いています。 |
| 比較にならないほど差があることのたとえは? | 月とすっぽん | どちらも丸いが、美しさが全く違うことから。 |
| 人は柔軟性のある若いうちに鍛えるべきだという意味は? | 鉄は熱いうちに打て | 鉄は熱して柔らかいうちに打って形を作ることから。 |
| 身近なことは、かえってわかりにくいことのたとえは? | 灯台下暗し | 灯台の真下は光が届かず暗いことから。 |
| どれも平凡で、抜きん出たものがいないことのたとえは? | どんぐりの背比べ | どんぐりの大きさには大差がないことから。 |
| 悪いことの上に、さらに悪いことが重なることは? | 泣きっ面に蜂 | 泣いてむくんだ顔をさらに蜂が刺すこと。 |
| 人から教わるよりも、実際に体験して身につけるほうが早いという意味は? | 習うより慣れろ | 実践の重要性を説いています。 |
| 手応えや効き目が全くないことのたとえは? | 糠(ぬか)に釘 | 柔らかいぬかに釘を打っても意味がないことから。 |
| 苦労せずに利益を得ることのたとえは? | 濡れ手で粟(あわ) | 濡れた手で粟をつかむとたくさん付いてくることから。 |
| 才能のある人は、むやみにそれを見せびらかさないという意味は? | 能ある鷹は爪を隠す | 本当に実力のある人は謙虚だということ。 |
| 手応えがなく、張り合いがないことのたとえは? | のれんに腕押し | のれんを押しても抵抗がないことから。 |
| 好きだが、下手であることは? | 下手の横好き | 「下手の横好きで、趣味でやっています」などと謙遜して使います。 |
| 一度してしまったことは、取り返しがつかないという意味は? | 覆水盆に返らず | こぼれた水は盆(器)に戻らないことから。太公望の故事。 |
| どんなに温厚な人でも、度重なる無礼には怒るという意味は? | 仏の顔も三度 | 「三度まで(三度目は許さない)」という意味です。 |
| 焦らずに待っていれば、そのうち良い機会がやってくるという意味は? | 待てば海路の日和あり | 海が荒れていても、待っていれば出航に適した天気になることから。 |
| 人を探しに行った人が戻ってこず、そのまま居ついてしまうことは? | ミイラ取りがミイラになる | 説得に行ったはずが、逆に説得されてしまう場合などに使います。 |
| 物事は専門家に任せるのが一番良いという意味は? | 餅は餅屋 | 専門家にはかなわないということ。 |
| 援助や努力がわずかで、効果が全く上がらないことは? | 焼け石に水 | 焼けた石に少し水をかけても冷めないことから。 |
| 似た者同士は自然と集まるという意味は? | 類は友を呼ぶ | 気の合う者同士は集まりやすいこと。 |
| ためになる忠告は、聞くのがつらいという意味は? | 良薬は口に苦し | 苦い薬ほどよく効くことから。 |
| いつもニコニコしている家には、自然と幸福がやってくるという意味は? | 笑う門には福来る | 「門(かど)」は家や家族のこと。 |
| 自分の力量を知らずに威張っている愚か者のたとえは? | 井の中の蛙大海を知らず | 狭い井戸の中にいるカエルは海を知らないことから。 |
| 余計なことをしたために、災いを招くことは? | 藪(やぶ)をつついて蛇を出す | 「藪蛇(やぶへび)」と略されます。 |
| 第三者が、争っている両者の隙をついて利益をさらうことは? | 漁夫の利 | シギとハマグリが争っているのを漁師が両方捕まえた故事から。 |
| わずかな違いだけで、本質的には大差がないことは? | 五十歩百歩 | 戦場で50歩逃げた者が、100歩逃げた者を笑った故事から。 |
| 敵を欺くには、まず味方から信じ込ませよという意味の兵法は? | 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ | 目的を達成するには、まず周辺から攻めるべきだという意味でも使われます。 |
| どんなに賢い人でも、考えすぎるとかえって失敗する(迷う)ことがあるという意味は? | 長考は悪手なり | 「策士策に溺れる」とも似ています。 |
| 災難や失敗が、かえって良い結果を生むきっかけになることは? | 怪我の功名 | 偶然の失敗が良い結果につながること。 |
| 優れた人は、誰が見ていなくても悪いことをしないという意味は? | 君子は独りを慎む | 立派な人は孤独な時でも行いを正すということ。 |
| 噂をすれば、その本人が現れるという意味は? | 噂をすれば影がさす | 「影」は人の姿のこと。 |